お礼状の書き方 反応を上げる方法

お礼状の書き方 反応を上げる方法

頑張ってお礼状を書いているのに効果がない。

反応が無いので、喜ばれているのか、覚えてもらっているのか、どうしても、分からなくて気になってしまう。

そんなことは、考えたらいけないのかもしれません。

「感謝の気持ちを伝えられればそれで充分」と納得するべきという考え方もあると思います。

けれども、時間も手間もお金もかかるものですし、私のように、次の仕事につながらなければ、生きていけないという死活問題を抱えている方もおられるかもしれません。

2000年に自営業を初めて、試行錯誤しながら、これまで20年間で、お礼状を3万枚以上書き続けてきました。

この経験を元に、お礼状を少しでも意味のあるものに出来るよう、気づいたこと、出来ることを、いくつか、ご紹介させていただきますね。

ただし、万人に検証したものではありませんので、こちらの内容については、ご自身の判断でご参考にされて下さいませ。

効果のないお礼状に共通する一番の原因は、内容が自分中心になっていることです。

どんなに、綺麗な文字で書いても、どんなに沢山のことを書いても、自分のことばかり書かれたお礼状は、効果がほとんどありません。

例えば「私は~」「私が~」「私に~」などと、自分のことを伝えたい、アピールしたい気持ちが出てしまっているお礼状は、読む側からすると不快感が込み上げることが多いので注意しましょう。

そこで、相手の方を中心に内容を変えていきます。「○○さまのおかげで~」「○○さまと出会って~」という文面に変えるだけで、相手の方の印象はガラリと変わります。

喜んでいただいて、心の窓を開けていただいて、初めて、私たちのメッセージを気にかけていただけるようになります。

お礼状を書くのに字がキレイである必要はありません。

お礼状はキレイな字でなければいけないと思われる方が多いようですが、字のキレイさは効果という面から考えると、あまり良くはなりません。

その理由は、もらった方が「すごいな!」と感心することは、距離感を遠ざけてしまうからです。

「すごいな!」と感心されても、そのお礼状を宝物にしてくれたり、飾って何度も眺めてもらうことは、殆どありません。

それよりも、お礼状に対する反応の理想は「ありがとう!」になります。

お礼状に対して「気づいてくれて、ありがとう」「覚えていてくれて、ありがとう」「わざわざ、こんなことまで、ありがとう」と、感じたり、言っていただけることを目指しましょう。

そのためには、最初にもご紹介した自己中心的な内容は、絶対にやめておいた方がいいと覚えておきましょう。

文字数が多ければいいというものでもない。

これまで、20年間お礼状を書いていると、色々なお礼状をもらってきました。

その中でも、特にユニークなものの1つが巻物のお礼状です。

鑑定団に出てくるような何メートルもある巻物に筆文字で色々と書かれていました。

そして、ちゃんと読ませていただきましたが、ごめんなさい。

心には、あまり響きませんでした。

お礼状は、長い内容で感動的に相手の方を中心に書くことも可能です。

けれども、その時にもったいないのは、何度も読んでもらえないということです。

感動は一瞬で薄まっていきます。

むしろ、何度も読みかえしてもらえるようにシンプルな内容にすることで、飾ってもらったり、お守りとして持ち歩いていただける可能性が増えます。

お礼状は、実は、ハガキ、手紙だけではありません。

お礼状というくらいなので、紙が一般的と考えられていますが、色々なものをお礼状にすることが可能です。

これまでに、もらった中でも、スリッパのお礼状がありました。切手を貼って、マジックでメッセージを書けば、ちゃんと贈ることが出来ます。

他にも、ヘルメット、ヤシの実、木の板など、輸送中にボロボロにならないようなものであれば、送れることが多いです。

夏にはうちわのお礼状も喜んでもらえます。

消し印や切手でもお礼状に工夫することが可能です。

切手でもお礼状の特別感を演出することが可能です。

例えば、感謝の気持ちを、とにかく、お伝えしたいということで、バラのお花の切手をハガキならべて速達で贈ったりするのも贈る方も貰う方も楽しんでもらうことが可能です。

かなり前のことになりますが、浜名湖花博というイベントがありました。

その時に発売された記念切手のバラには何度もお世話になっています。

あと、おハガキやお手紙が趣味の方であれば、季節の切手、ご当地切手、記念切手を使ったり、風景印といって、郵便局にある特別の消し印を押してもらうことも、ひとつの楽しみとして知っておくと良いでしょう。

風景印は、置いている局と置いていない局があるので、窓口で聞かれることをおすすめします。

ただし、切手や消し印に凝ったからといって、お礼状の効果には大きな変化はありません。相手の方が、同じような趣味を持っている時には気づいてくれて、話題になることもあるでしょう。

筆文字のお礼状には意外な盲点があります。

書道を勉強して、一生懸命書いた筆文字のお礼状に効果がないと悩むビジネスマンは意外に多いです。

手間暇修行をして書き上げたものは、感動してもらえると信じているようですが、実際に、効果がない、期待通りにならない理由は上から目線に感じられてしまうことです。

日本人の、特に男性の多くは字が上手に書けないことに大なり小なりコンプレックスを持っています。

そこに、筆文字の立派なお礼状が来て何を感じるか。

良くて「すごい!」、悪くて「嫌味?」という感じです。

効果的なお礼状の理想は「こんなお礼状をありがとう!」になります。

けれども、気合いを入れた筆文字のお礼状は、良くて「すごいね!」という感動でとどまることを知っておくと効果を上げやすくなります。

達筆なお礼状には注意しましょう。

字がキレイで「すごい」というレベルはまだ良いとして、特に気を付けたいのは、達筆すぎて読めないお礼状です。

読めなければ「伝わらない」のみならず、「何だこれ!?」とストレスになって、一気に距離が出来てしまうので注意して下さい。

絵はがきで喜ばれるコツ。

絵はがきは、費用が掛かりますが、使い方次第で効果を上げることが出来ます。

一番残念なのは自分が好きな絵ハガキを贈ることです。ご自分が好きでも、相手の方が好きとは限りません。

ですので、相手の方が好きなものが映っている絵やお写真を使うようにしましょう。飾ってもらったり、お守りにもしてもらえる可能性も高まります。

絵を選ぶのも自己中心ではなくて、相手中心を忘れないようにするのが大切です。

効果的な、感動的な、お礼状を届けるためには、相手の方を主役にする必要があります。

ちなみに、絵はがきは、単体のものを買うよりも、本になっていて、はがして使えるものが安く調達することが可能です。

私が考える究極のお礼状とは?

ここまで、内容、書き方、切手、消し印、絵はがきなど、効果的なお礼状の経験談をご紹介させていただきました。

けれども、もっと、喜ばれる、効果的な、お礼状があります。

一般的には知られていない、けれども、実践している方は、あまり人には教えたくないお礼状。

切手も、消し印も、絵柄も、気にしなくていい、文字も少なくていい、飾られたり、お守りにされたり、反響が大きなお礼状。

喜ばれ、嬉しいこと、楽しいこと、感動的なこと、幸せや、元気がつまった玉手箱のようなお礼状。

それが、20年間の経験から考える究極のお礼状になります。

具体的には、上手ではない下手な字だけれど、温かくて、味があって、喜ばれる要素をぎっしり詰め込んだ筆文字のお礼状になります。

笑顔流筆文字と名づけたこの書き方に出逢ってから、お礼状の理想形の「ありがとう!」のさらに上、「この感動を何かの形にしたいからお手伝いさせて欲しい」という世界が始まりました。

そして、「教室を開いてほしい」とご要望をいただくようになり、10年間で、累計1万人以上の方々がご参加下さっています。

ここで、笑顔流のお礼状を勉強された方の体験談をご紹介させていただきます。

青森県<br>Cさま
青森県
Cさま

出逢いは、笑顔流筆文字を見て、一目惚れしたの最初でした。 元々、出会った方への葉書を書いていたのですが、文字に自信がないことと、どう感謝を伝えたらいいのかと毎回悩みながら書いていました。

笑顔流に出逢ってから、書くのが楽しい!嬉しい!幸せ!になりました。

仕事柄、子供達とも接する機会が多く葉書を出した後の反応が嬉しいことばかりでした。

毎日のように眺めて嬉しそうにしているとか、葉書に添えた「天才」という文字に自信をもってくれたりとか、子供達もお母さんたちもとても喜んでくれました。

そして、今まで書いたことがない子たちが、葉書を出してくれるようになりました。

そんな、きっかけになったのは笑顔流のおかげです。

名刺交換しても、その時だけの関係で通りすぎてしまう、、、、それが、葉書を通してまた繋がりが持てたりします。 お母さんに来た葉書を息子さんが見て「自分にも欲しいと子供が言うんです」と連絡をもらったこともあります。

その息子さんは、受験生でした。 できる、できる!という想いを添えて出しました。机の前に飾ってくれているそうです。

東京都<br>Mさま
東京都
Mさま

友人、知人、親戚、兄姉と嬉しい、ありがとうの言葉を沢山頂きました

お粗末な文字で失礼をしているのでは、、、と筆が進まない事もありましたが 涙を流して喜んでくださる方、落ち込んでいたので元気が出たと言って嬉しい言葉を沢山貰い反対に勇気をいっぱい頂きました。

そして趣味でパンを焼いているのですが パンの袋に“ ありがとう ”の筆文字のタグを付け活用しているうちにパン屋さんが開ける位に注文が来る様になりました。笑顔流のお陰様と感謝しております。

こちらの体験談を、拝見させていただくと、本当に元気が伝わります。

そして、他にも感謝を届けたい方の応援をさせていただきたい気持ちが高まります。

効果のあるお礼状とは

  • 内容を相手中心にする
  • 字はキレイじゃなくても良い。
  • 内容は多すぎないように。
  • 紙以外もお礼状になる。
  • 消印、風景印も使える。
  • 絵はがきは相手の方を主役に

ご興味が湧いた方は、是非、チャレンジされてみて下さいませ

けれども、手間がかからず、短時間で、費用も少なくて、効果が高い、良い究極のお礼状を書かれたい方へ。

3時間で学べる初級の教室がございます。

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