左利きの方が字が汚いコンプレックスを克服する方法。
字にコンプレックスを持っておられる方と、これまで、沢山出逢ってきました。色々な場面で、字のクセについて指摘されて、苦しい想いもされたようです。その中には、左利きの方も多かったです。
左利きの方は、書かれる時に自信を無さそうにされていたり「私でも大丈夫でしょうか」と聞かれることも多いです。
初対面の方から「左利き」について、色々と言われることもあるそうです。
書道でも、左利きは矯正されることが殆どですね。
これまで、肩身が狭い想いをされてきた左利きの方が、逆に、字を書くことで、人から喜ばれ、自信をつけることは可能でしょうか。
ありえない。不可能と想われる方も多いと思います。
そこで、この記事では、味のある筆文字教室を10年以上運営し、左利きコンプレックスをお持ちの方の克服を何度もお手伝いさせていただいた私の気づいたことをご紹介させていただきます。
結論、左利きで悩まれた方、字を書くことで人気者になれます。
そして、喜ばれる経験を通じて、コンプレックスを克服することも可能です。
書道教室のように何年も勉強を続ける必要もありません。
ただし、万人に検証したものではありませんので、こちらの内容については、ご自身の判断でご参考にされて下さいませ。
左効きコンプレックスがある方は、綺麗な字を目指さず、味のある筆文字を目指すべき。理由は、右利きの方には書けない魅力のある文字が書けるからです。
左利きで悩んで来られた方を、何人もご指導させていただいて気づいたのは、他の人にはないユニークな味を出すことでした。
味のある字を目指す教室なので、ユニークであることは、間違いではありません。むしろ、輝いている個性になります。
左利きという理由で、怒られたり、指摘されることなんて、ありえません。
左利きの方が自信なさげにされているのを見ると、殆ど、自信なさげにしておられます。
そこで、いつも、最初にお伝えしていることは「左利きの方はラッキーです」という一言。
この一言で、緊張がほぐれる方も多いです。そして、字を崩して味を出す秘訣をお伝えすると、どんどん楽し気に変わる方が殆どです。
最後に、ビフォーアフターをチェックしますが「私でも書けた!」「いいんじゃない?」「可愛くない」と自分自身に感動している姿は、とっても微笑ましいものがあります。
文字を書く行動が、今度は、人の感動につながる体験をすることでコンプレックスは無くなっていくのです。
誰しも、人生で学んだ色々な価値観があると思います。
例えば、
字はキレイが良い。
書くのは右利きが良い。
この価値観が合う人もいれば、合わない人がいます。
むしろ、世の中の大多数の人は、字を書くことでは優等生ではなくて、肩身の狭い経験を持っています。
だから、汚くても良い、上手じゃなくても良い、ルール無視。好きに書こうというのは楽しいです。
けれども、好き勝手にルール無視をして、楽しいからそれでいいかというと、すごくもったいないです。
その楽しさは、すぐに消えてしまいます。
コンプレックスも克服できません。
枠が外れた心の癒しも一瞬です。
なぜなら、コンプレックスというのは人との関わりの中で生まれるので、克服するのも、関わりの中です。
人に渡した時に笑われる下に見られる文字ではなくて、喜ばれ、感動されること。
そのためには、読めること、伝わることが欠かせません。
これまでは、嫌でしょうがなかった文字を書く行動が、今度は、人の感動につながる体験をすることでコンプレックスは無くなっていくのです。
ここで、実際に字の苦手を克服されたエピソードをご紹介させて頂きますね。
Kさま
最初は半信半疑でした。(すいません(°̴̥̥̥̥̃♜°̴̥̥̥̥̃ ))
私は自分の『字』は癖があって、人前で書くのなんてもってのほかで恥ずかしかったからです。
それが笑顔流の初級を受けてから『字』を書くことへの楽しさと私の書いた文字で喜んでくれる人が居るという事の嬉しさからはまるのに時間はかかりませんでした。
職場のデスクの所に額縁に入れていつでも見れるようにしてあるの。と言うお客様のお声が。
仕事で辛い時に見ると気持ちが安らぐと言うお声や、
いつも持ち歩く手帳の一番見えるところに貼ってくれてる方、
専業主婦の方は冷蔵庫に貼ってあって、
お友達が遊びに来たときに私にも書いて欲しい。と言う方もいらっしゃいました。
息子さんが商売されてて、5周年記念に笑顔流で色紙に書いて欲しいと言う方までいらっしゃって正直戸惑いましたが、笑顔流を習っていなければお客様からそんな事を言ってもらえることなんてなかったので凄く嬉しかったです。
特に仕事で、県外に引っ越ししてしまわれる方には今までの想いを書かせてもらってお渡ししました。
すると、その方が作ったと言う手作りパンをわざわざそのためだけに手紙も添えて持ってきてくれたりして自分の方が涙腺がうるうるしてしまいました。
『字』を書くという事が凄くコンプレックスだった私がこんなに書くとこの楽しさに惹かれて少しでも多くの人に書いてあげたいと思う事に自分でもびっくりしています。
苦手を克服するのは、本当に素敵で感動の体験ですね。
永年、ずっと、嫌いで苦手なことを好きになれたら、それだけでも毎日が楽しいです。
しかも、人を喜ばせることが出来たら感動してしまいますね。
結論
- 左利きの方が字を書くのを楽しみたければ、ルール無視して自由勝手に書くのも一つの方法。
- ただし、コンプレックスを克服するには、読める、伝わる字であり、喜ばれる体験が必要。
ご興味が湧いた方は、是非、チャレンジされてみて下さいませ。
そして、究極の味のある字、喜ばれる字の世界に触れて、短時間で左手コンプレックスを克服されたい方は、笑顔流の初級の教室にご参加下さいませ。