喜ばれるお礼状の書き方の3ステップ

喜ばれるお礼状の書き方の3ステップ

お礼状を始めたいけれど、どう書いたら良いか、何を書いたら良いか分からない。

一般的なノウハウを学んでみたけれど、しっくりこない。

例文を探したけれど自分らしくない。

あと、効果が感じられない。

そんな、方もおられると思います。

私も、試行錯誤しながらお礼状を20年間、トータルにすると3万枚以上書き続けてきました。

プライベートでは、結婚をしてくれた奥さんは、お礼状をきっかけに仲良くなることが出来ました。

仕事ではリピート、ご紹介共に、5000件以上頂いています。

この経験を元に、お礼状を少しでも効果的に出来るよう、いくつか、ご紹介させていただきますね。

ただし、万人に検証したものではありませんので、こちらの内容については、ご自身の判断でご参考にされて下さいませ。

喜ばれるお礼状を書くステップ1~準備

これから、お礼状を書いていきましょう。

それも、喜ばれるものを書きたいということで準備をしていきます。

ちなみに、趣味で書かれる方、相手の方が喜んでくれるかより、自分が楽しいかが大事という方向けの記事ではありません。

ハガキは凝らなくても大丈夫です。

おハガキを選ぶ時に、まず最初に、官製ハガキを思いつく方もおられると思います。

結論からいうと、官製ハガキであるかどうか、くじや懸賞がついているかどうかは、あまり関係がありません。

喜ばれるかどうかに、大きな影響はありません。

次に、絵はがきが良いのかなと思う方。

絵はがきは喜ばれるお礼状に使えますが、万能ではありません。

注意点があります。

絵はがきの場合は、相手の方の好きなものを知っている時に使いましょう。

例えば、スイカが好きならスイカ。北海道に旅行したい方なら北海道。あと、故郷を思い出せるものなどです。

絵はがきを送る時に、ご自身が好きなものを選ぶ方が多いですが、効果から考えると、影響はあまりありません。

猫好きの方に犬のハガキを送ったりと自分の好みを押し付けると逆効果になることが多いです。

裏技として、親しい間柄の方でしたら、その方の格好良いお写真を絵はがきにすると捨てられなくて、強いインパクトのものになります。

間違っても、ご自身の写真をハガキにして送ったりしないようにしましょう。

逆効果や勘違いを起こす可能性がかなり高いです。

結論としては、通常の場合、100円ショップのカードで大丈夫です。

理由は中身が重要だからです。

ただし、注意したいことは、ある程度、厚みがあること。

CANDOに置いてある和紙のハガキカードはおススメです。

ペラペラの薄い紙だと失礼に感じる方がおられます。

ペンについての注意点

ペンを選ぶ時に注意したいことは、読みやすいことと、劣化がないことになります。

水性染料のボールペン、筆ペンなどは、水がつくとにじんで読めなくなるので、実験するなどして、チェックしておきましょう。

あと、熱で消えるボールペンは、郵便局で振り分け器に入れられた時に、熱で字が消えることがあるので使わないようにしましょう。

鉛筆も、こすれて汚れたり消えるので、使わないようにします。

おススメは、油性のボールペンや、平芯のマジックになります。

平芯というのは、蛍光ペンのように先がとがっていなくて、四角くなっているものです。太い細いのメリハリが出て味のある字が書きやすくなります。

切手の選び方

切手も様々なものがあります。

季節のお花、ご当地のさまざまな風景、アニメ、記念切手などなど。

沢山ありすぎて、選ぶのが大変に思えても当然です。

けれども、結論からご紹介すると、喜ばれるかどうかに大差ありません。

切手に迷うくらいなら、コンビニで買える、一番オーソドックスなもので早く投函する方が効果があります。

喜ばれる切手は、相手の方の好きなものを知っていて、その絵柄を選べる時は選ぶと気づいてもらえた時には喜ばれます。

相手の方の故郷、好物、夢、好きな花などを把握している時には使うのもありです。

ただし、安定した大きな効果は期待できません。

便利なのは、郵便局で販売しているシールの切手だと、簡単に貼れます。

昔ながらの切手のように、ちぎったり、接着のために濡らす手間が省けるからです。

以上、ハガキと切手とペンがあれば、どこでもお礼状を書いて、最寄りのポストから投函することが可能です。

私も、飛行機の中、空港、喫茶店、公園など、座れる場所であれば、大抵、どこでもお礼状を書いた経験があります。

喜ばれるお礼状を書くステップ2~メッセージ

お礼状を書くのに、内容を思いつかなくて悩んだことは、多くの方が経験していると思います。

色々な例文、時候の挨拶など、勉強された方もおられるでしょう。

けれども、自分らしくない、反応や効果がないなど、悩んでいる方もおられると思います。

私も、色々悩んで、色々試しました。

その結果、喜ばれるお礼状を書くために、必要なのは、相手の方が喜んでくれると思えることを3書くことになります。

面会のお礼の例文
○○さま、このたびは、お忙しい中、お時間を割いていただいてありがとうございます。(1個)いつも、周りの方に元気や笑顔を届けておられるお姿に、あらためてグッと感じるものがありました。(2個)また、機会がございましたら、〇〇さまの信念や原動力、きっかけについて教えていただけるとありがたいです。(3個)感謝を込めて。
贈物のお礼の例文
○○さま、このたびは、とっても貴重な贈り物を頂きありがとうございます。(1個)お贈りいただくには色々とご苦労もあったと思います。(2個)家族一同、驚きと、感動と、美味しさで幸せ一杯になり楽しい時間を過ごせました。(3個)感謝を込めて。
売込みの文章はそれぞれの判断で。

お礼状を書かれたい方の中には、商品の販売や、次回の面会、展示会へのご来場をお伝えされたい方もおられると思います。

これらの売込みは、相手の方がノリノリであれば、喜んでもらえますが、通常はあまり歓迎されません。別の機会にされることをお勧めします。

お礼状は感謝のみを伝えることが一番の効果を生みます。

結論 相手の方に売上よりも関係を大切にしていることを伝えられる方がお礼状の達人です。

来店率100%の裏技お礼状

売り込まないのに、お店にジャンジャンお客さまが来たお礼状があります。

その確率は脅威の100%。

これは、ある美容室のお話なのですが、お客さまの定着、再来店の向上のために書かれたお礼状。

何が書かれていたかというと、そのお客さまの似顔絵でした。

イラストが上手な方にしか出来ませんが、ここで大切な教訓があります。

喜ばれるお礼状は相手の方を主役にするのがポイントです。

そのためにも、喜んでもらえることを3書くことを目指しましょう。

字は綺麗ではなくていい。汚くても良い。

お礼状はキレイな字で書かなければいけないという考えは、私の経験上、間違いです。

殴り書き、判読不能はダメですが、汚い字でも、伝わるように書けば十分です。

厚化粧をした方の笑顔は怖いですが、素顔の方の笑顔はどなたでも素敵です。

それと同じで、格好を付けた上手な字よりも、自分の字で書かれた方が効果があります。

喜ばれるお礼状を書くステップ3~投函

お礼状の最後の難関は、実は、投函出来ない方が意外と多いことです。

理由は

字が汚いから、

遅くなったから、

メッセージが変だから、

反応が無かったら怖い、

などなど。

せっかく書いたのに、いざとなって尻込みをされる方は無限の言い訳を思いつきます。

けれども、今回の3ステップを守っていただければ、私の経験上、逆効果になることはありません。

ぜひ、チャレンジされてみて下さいませ。

お礼状投函で一番大切なのは、相手の方に対して感謝を伝えること以外何も望まないことです。

見返りや反応を期待する自分寄りの気持ちを、一度、離れましょう。

お礼状を書いて、投函するまでの、わずかな時間だけでも、相手の方のために尽くしてみる。

それが、出来た方だけの前に広がる世界があります。

求めなくても助けていただいたり、応援していただいたり、競争しなくても生きていける世界に出逢える方が必ず現れるはずです。

日頃、ガツガツしがちな方は、悟りの境地で頑張ってみて下さい。

喜ばれるお礼状を書く3ステップのまとめ

  1. ハガキ、ペン、切手を準備。
    特別なものは要りません。
  2. 内容は、相手の方が喜んでくれそうなことを3つ書きましょう。
  3. 感謝を伝えることだけに集中して、悟りの心境で投函

ご興味が湧いた方は、是非、チャレンジされてみて下さいませ

おまけ、私が考える究極のお礼状とは?

ここまで、喜ばれるお礼状の書き方を3ステップでご紹介させていただきました。

けれども、実は、もっと、もっと喜ばれて、手間が少なく、効果的なお礼状があります。

一般的には知られていない、けれども、実践している方は、あまり人には教えたくないお礼状。

切手も、消し印も、絵柄も、気にしなくていい、文字も少なくていい、飾られたり、お守りにされたり、反響が大きなお礼状。

喜ばれ、嬉しいこと、楽しいこと、感動的なこと、幸せや、元気がつまった玉手箱のようなお礼状。

それが、20年間の経験から考える究極のお礼状になります。

具体的には、上手ではない下手な字だけれど、温かくて、味があって、喜ばれる要素をぎっしり詰め込んだ筆文字のお礼状になります。

笑顔流筆文字(えがおりゅうふでもじ)と名づけたこの書き方が誕生してから、お礼状に「ありがとう!」と言われるのみならず、「この感動を何かの形にしたいからお手伝いさせて欲しい」という世界が始まりました。

そして、「教室を開いてほしい」とご要望をいただくようになり、10年間で、累計1万人以上の方々がご参加下さっています。

ここで、笑顔流のお礼状を勉強された方の体験談をご紹介させていただきます。

宮城県
Tさま

お客様の顏を想い浮かべ 感謝の気持ちをこめて楽しく書けるようになりました。 喜びのお電話をいただいたり、飾って下さったり♪ リピーターになって下さったり♪お礼ハガキなのに 私の方が元気をいただいています。

香川県
Sさま

入院中のお客様にも早く良くなってほしいのでハガキをプレゼント涙を流して嬉しいです。何よりも嬉しいです。 ありがとう❤ あの感動は忘れないですね。 たくさんのありがとうの笑顔届けました。

これらの体験談を、拝見させていただくと、本当に元気が伝わります。

そして、これからも、お礼状で悩んでおられる方の応援をさせていただきたいと思います。

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