筆文字で人生を輝かせる。障がいがあるからこそ光る文字がある
涙が出そうになったことがこれまで何回もある
心ふるえる友人。まーさん( 村上 雅行さん)とは宇都宮のセミナーで出逢いました。今から3年前、1番前の席に、スタート時間の1時間前に来て、ご自身から名刺交換に来て下さり一生懸命お話を聞いて下さったのを昨日のことのように思い出します。
なぜ印象に残ったかというと、障がいをお持ちなのですが、ずっとニコニコしていて、何事にも積極的に取り組んでおられる姿がそれだけで感動的なのです。
涙が出そうになったことがこれまで何回もあるんですが、最初は、懇親会で一緒に4人くらいでラーメンを食べに行った時のこと。熱いラーメンを一緒に食べたのですが、まーさんは自分の意思とは別に手が動いてしまうので、レンゲにくんだスープが口に運ぶまでに、顔や首にかかってしまっていました。
それでも、「美味しいね、美味しいね」と一緒に食べてくれて、訳が分からないくらいに胸が熱くなりました。世の中の思い通りにならないことに文句はいくらでも言えるけれど、心のありようで、同じ場面から小さな幸せもいくらでも見つけらるんだと思いました。
もっともっと自分にできること頑張りたいなって元気もいただきました。そんなマーさん、これまでに笑顔流には3回出席して下さっています。
最初のご参加の時には、A4の用紙に書ければいいかなと思ったのくらいでしたが、3回目の先月にはこちらのお写真のような作品が出来ました。
気持ちと違う風に体が動いてしまうので、時々、資料が机から飛んで行ったりということもあったのですが、終わってみれば素敵な作品が出来て感動でした。
障がい者自立支援グループ「D-FLAT」のリーダー
そんなまーさん、実は、宇都宮で障がい者自立支援グループ「D-FLAT」のリーダーで、名刺作成やHP作成のお仕事では地元の会社さんから絶大な信頼を集めています。
パソコンで文字を打つのは僕の10倍くらい早いです。あと、大変なコーヒー好きで、最近では、ご自身のオリジナルブレンドが地元のコーヒー屋さんの協力で発売になりました。
うちの奥さんは「すごくいい豆を使っている」と大絶賛。僕も、コーヒーはあまり飲まないのですがスッキリと飲めました。お好きな方は、ぜひ、一度お試しくださいませ。
(2014-10-08)