筆文字~笑顔流プレゼント~「待ち受けにしている」「お守りにしている」「勇気をもらった」「笑顔になれた」(2016-04-21)
熊本地震の余震が続く中での教室
生きててくれてありがとう。
18日は大分市での笑顔流開催でした。正直なところ、難しいかなとも思っていましたが、主催の宮本さんから、待っていて下さる方いるとのことで開催を決定。被災された方は遠慮なくキャンセルされて下さいとお願いしました。当日は、たとえ来られる方が、お1人さまでも全力でお届けしようと出かけることに。
大阪駅で大分までの切符を買うときには、窓口のお姉さんから「辞めておいたほうがいい」「小倉から先はどうなってもしらない」と散々、引き留められて5分くらい押し問答。自分の中では大分市なら大丈夫という思いがありましたので、曲げる気はありませでした。結局、とにかく小倉まで行きたいからということで出発。夜10時、無事に到着することが出来ました。
セミナー会場にはお申込み24名さま中、22名さまがお集まり下さって、びっくり。中には避難中で車で寝ておられるという方もおられました。地震が来て、不安な中、主催者の宮本さんから、以前届いたハガキを見て元気が出たこと。これを自分も学びたくて来たと涙ながらにお話しされ、堀内も、お聞きながら涙をこらえるのに必死でした。
熊本におられるお友達に何かしたい気持ちでいっぱい
被害のない大分市でしたが、セミナー中には少しゆれがありました。何より安全第一で行動しましょうとお伝えさせていただきましたが、皆さまの心の中は熊本におられるお友達に何かしたい気持ちでいっぱいだったとのこと。その言葉を聞いて、僕も何かしたいけれど何をしたらいいか分からなかったので血が騒ぎました。皆さまに上手になっていただいて勇気と元気をとどけ、その方から笑顔が広がるように橋を架けることが僕の使命だ。そうすれば、被災されて不安の中過ごしておられる熊本のお友達にも少しは元気が届くかもしれない。
けれども、交通も、郵便も遮断されています。そこで、午後からの中級ハガキセミナーでは、元気を届けるメッセージを沢山お伝えさせていただきました。
いつもは、やらないのですが、皆さまから、熊本のお友達のお名前をお聞きしてお手本に採用させていただきました。そして、時間の限り、一緒に勉強しました。その中でも、一番、心が一つになれたと思うのがこちら。
「〇〇さん 生きててくれて ありがとう」
おハガキはまだ、届くのがずっと先になるかもしれませんが、写メを送ることは出来ます。みんなが熊本を想っているんだ、僕にも、かすかかもしれないけれど、お役に立てたかもしれないと思いました。
それから、2日後、ボランティアで熊本に行かせていただきました。避難生活を少しでも楽に過ごしていただくために手書きのうちわをプレゼントしに行ったのです。
その時。教室でみんなで送ったメールを受け取った方々とお会いして「待ち受けにしている」「お守りにしている」「勇気をもらった」「笑顔になれた」とお声をお聞きしました。