筆文字教室～笑顔流～沖縄市～自信が持てなくて、一生、年賀状も書かないつもりでおられた
「ホテルハイビスカスの照屋政雄さん」
２００２年の映画でホテルハイビスカスという、笑いあり、涙ありのほんわかとした雰囲気の映画があります。
僕はこの映画が好きで、何度も見ているのですが、中でも、甲斐性のなしのお父さんが一番のお気に入りです。禿げ頭にカツラを被って出かけたところお辞儀をした拍子にカツラが風に飛ばされたり、一升瓶を頭にのせて踊ったり、映画を見てから、ずっと楽しいキャラクターに憧れていました。
この役者さんが、照屋政雄さんという知る人ぞ知るという方なのですが、今回、ご縁がありまして本をプレゼントさせていただいたところ「笑顔流を書いてみたい」ということで個人レッスンさせていただきました。
元々、達筆なお方なのですが、ご自身の字に自信が持てなくて、一生、年賀状も書かないつもりでおられたそうです。それが、本に出てくる、コンプレックスを解消された方のエピソードに触れて勇気が出たとのこと。
そして、一番大好きな「感謝」をマスターされたいとのことで、こんな風になりました。あこがれの方に喜んでいただけて、僕も、グッと感動がこみあげてきました。
こんな風に、字のコンプレックスを解消するお手伝いをもっともっとしていきたい。そのためにも、僕も、これまで出逢って下さった方への感謝を胸に、これからも頑張っていきます。（2016-02-13）