筆文字~笑顔流をプレゼント~感謝の気持ちで見れば、世の中はたくさんのありがとうであふれていました。
岩手県大船渡市の古内裕子さんが、笑顔流筆文字教室をご受講して下さり銅メダルにチャレンジされました。無事に達成された体験談をご紹介させていただきます。
笑顔流銅メダルチャレンジとは
笑顔流教室で勉強された作品を100枚投函か150枚お手渡しされると銅メダルをプレゼントさせていただいています。作品には審査があり合格したものがカウントされます。
笑顔流文字のおかげでお客様にとても喜んでいただいている
「古内さんも100枚挑戦してみませんか?」と先生からお誘いいただいて、一か月目でやっと100枚達成できました
実は、電器店仲間の中で笑顔流を始めたのは最初のほうではないかと思います。
以前からお客様へのお礼の手紙は筆文字で書いていましたが、先生に出会ってお話を聞いて、笑顔流文字に触れて、楽しくて、これは全国にいる私の仲間にも知らせたい!と思いました。
それで、各地で先生のセミナーがあるとわかると、友達に知らせて「ぜひ受講してみて!」と勧めました。年賀状などで私の文字を見て良いなあと思ってくれた友達からぜひ受講したいとお返事をいただいて、全国に「笑顔流」が広がっていくことがすごくうれしい思いで見ていました。
4月に帰ってきた嫁も初級と中級のセミナーを受講させていただき、みるみる間に上達し、店のプライスやそれまで私が書いていたお客様へのお礼はがきも、すべて嫁が書くようになり店も笑顔流文字でいっぱいになりお客様にもとても喜んでいただけるようになりました。全国の友達からも、「古内さんから紹介してもらった笑顔流文字のおかげでお客様にとても喜んでいただいている」と感謝されて、とてもうれしく思いました。
ところが、9月に大阪のマツシタデンキさんに遊びにいかせてもらった折に、社長の幸次さんに
「古内さん、来てくれた記念に何か書いてください」と一枚のはがきを手渡されました。
ところが、嫁が来てからというもの、それまで書いていたお客様へのお礼手紙をすべて嫁に任せて私はまったく筆を握っていませんでした。そこで「書いてください」と言われてもまったく書くことができなかったのです。自分でもあんなに書いてそれなりに自信があった笑顔流の文字を書けなくなっていたことに私はショックを受けました。そしてとても恥ずかしかったのです。そしてその数日後、大船渡での笑顔流のセミナーを開催し先生にまたお会いすることができました。
先生とは今まで以上に沢山お話をすることができ、開催して本当に良かったと思いました。
その時に「古内さんも挑戦してみてください」とお誘いをいただいたのでした。
私は「はい。がんばります」とは言ったものの、お客様へのお礼はがきは嫁に任せてしまっているし、すっかり自信を失っていたので、書くことをせずに何日かが過ぎました。そんなある日、「そうだ!この前、幸次さんにまともにはがきを書くことができなかった。もう一度リベンジしてみよう自分で納得できるようなはがきを幸次さんに出したい!」と思いました。そこでまず幸次さんにお礼のはがきを書きました。その一枚を書いたときに「そうか!お礼のはがきを書くのはお客様だけではないんだな」と気づきました。
明徳会の表彰式で滋賀県に行ったときに会った電器店の友達、学生時代の友達、書きたい人がたくさんいることに気づきました。書き始めると、どんどん書きたい人が増えてきました。
そのうち、書くことが楽しくていつの間にか毎日の生活の中で「ありがとう」を探すようになったのです。毎晩、その日あった「ありがとう」を思い出すのがその日の日課になりました。
気づくと「ありがとう」はわたしのまわりにたくさんあふれていました。「道を教えてくれてありがとう」「笑顔でせっしてくれてありがとう」「家の前のごみを拾ってくれてありがとう」「おはようって言ってくれてありがとう」・・・・感謝の気持ちで見れば、世の中はたくさんのありがとうであふれていました。
100枚の手紙を書くことで、自信のなかった笑顔流文字がすらすらと書けるようになりました。最初は1枚のはがきを書くのにすごく時間がかかりましたが今では躊躇なく書くことができるようになりました。でも、それよりも自分にとっての大きな収穫は「自分の周りがたくさんのありがとうであふれている」ということに気づいたことです。
先生、お誘いいただいて本当にありがとうございました。一番最初に笑顔流セミナーを教えてくれた滋賀の橋本君、書かなきゃって気づかせてくれた大阪の松下さん、北上の講習会でお世話になった遊佐さん、笑顔流を通じてお知り合いになったたくさんの仲間の皆さんおかげさまで100枚達成できましたありがとうございました。
そして、笑顔流を講習して、まだ100枚のはがきに挑戦していないお仲間の皆さんにぜひ挑戦していただきたいと思います。どんなに時間がかかってもいいから、挑戦することできっといまよりもっと素敵な世界が見えてくるはず!
皆さんが、毎日笑顔の気持ちで「おやすみなさい」を言えるようになりますように
感謝の気持ちをこめて
(2015-01-15)